パーソナリティ障害の傾向がある人が抱える様々な精神症状は時に社会生活の妨げとなり、精神科や心療内科を受診する原因となります。強い不安感や焦燥感、あるいは怒りや憎悪といった負の感情にとらわれ、夜も眠れなくなったり、自暴自棄になって、酒やたばこにおぼれたり、不摂生を繰り返すようになることもあります。精神科や心療内科に相談すれば、精神安定剤や抗うつ剤を処方されての対症療法となります。こうした精神薬はその場かぎりの効果は与えてくれますが、問題の根本的な解決につながりません。その結果、今度は薬への依存が起こることもあります。薬ヘ精神的依存状態となるケースは多いようです。その対策となる食事療法が存在します。
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四種類の食材を排除するだけで精神症状が落ち着く
パーソナリティ障害のもたらす生きにくさや不快な精神症状を緩和できる食事療法について知っておくと大きな助けとなります。どのような食事療法が効果があるのか、しだいに判明してきました。それは、日常生活の中で、四種類の食材を排除することにあるのです。四種類の食材とは、小麦製品、乳製品、植物油製品、甘いもの(砂糖や果糖)。この四種の食材がなぜ、精神症状を悪化させるのか。まず、小麦製品は小麦のグルテンを含みます。現代の小麦は過剰なまでの品種改良の結果、古代の小麦とは別種といってもいいほどのグルテン含有量の多さを誇ります。このグルテンというたんぱく質は、体内に入ると免疫力を乱します。さらに小麦はインシュリン分泌を過剰に促進するために、インシュリンの利きすぎによる低血糖状態を起こします。これがイライラや焦燥感などの精神症状につながります。小麦製品で血糖値があがると、インシュリンが出て、血糖値が今度は下がりすぎます。すると、アドレナリンなどの血糖値をあげるホルモンが
分泌されて下がりすぎた血糖値を上げるのです。このホルモンは精神作用があります。イライラ、攻撃性、焦燥感などを高めるのです。このように小麦製品を排除することは精神的な安定をもたらすのです。
小麦製品と乳製品と植物油と甘いものを断つ
小麦製品に続いて、乳製品も排除される必要があります。乳製品には牛に投与したホルモン剤が混入しています。牛乳を飲むことやチーズやヨーグルトなどの乳製品をとることで牛用のホルモンが人体に入り、ホルモンバランスを乱して免疫力をかく乱するのです。乳製品は、環境ホルモンであり、とりわけ乳がんや子宮がんや前立腺がんとの関連性が指摘されていますが、ホルモンの働きは精神作用も持ちますので、精神の安定のためには、乳製品は避けるべいといえます。乳製品に含まれるカゼインたんぱくにも発がん性や免疫かく乱作用があることが知られています。さらに植物油とは、サラダ油やオリーブ油やコメ油などの植物から搾り取った油のことです。人体において、神経の周囲を守る神経鞘は、油が主成分であるため、植物油のような毒性の高い油が入ることで神経の働きが乱されるのです。植物油の取りすぎが、精神疾患やアルツハイマー病やパーキンソン病のほんとうの原因です。植物油はすべて3モノクロロプロパンジオールという発がん物質を含有しています。植物油の作用は膵臓を委縮させて、糖尿病を引き起こすことも判明してきました。また女性の子宮筋腫や内膜症や月経痛などの原因はこの植物油の取りすぎにあることもわかってきたのです。甘いものは、AGEを作り出します。AGEとは糖化したたんぱく質であり老化を促進します。甘いお菓子やフルーツなどをとることは、AGEをどんどん人体に蓄積させるのです。こうして、老化が促進され、ガンなどが起こりやすくなります。甘いものによって血糖値が急激に上昇すると、インシュリンの過剰分泌が起こり、血糖値が急激に下がります。下がりすぎるほど下がるので、今度は、それを上げるために、グルカゴンやアドレナリンなどのホルモンが出るのです。この分泌により精神作用を受けて、イライラ、攻撃性、焦燥感が増幅してしまう悪循環となります。
四毒抜き提唱者は吉野敏明ドクター
歯科医師であり歯科口腔科の再生医療の専門家でもある吉野敏明さんは、15万人もの患者の食生活を問診し、30年にわたって食べ物が引き起こす病気について研究を重ねてきました。その成果を吉野敏明チャンネルで毎日動画配信してくれています。yotubeで誰でも無料で吉野敏明チャンネルを視聴することができます。多大な臨床経験数をもとにした健康情報は、たいへん説得力があります。また、動画のコメント欄は効果があったという視聴者からのコメントで毎回埋め尽くされます。さらに驚くべきことですが、動画の生配信中に吉野敏明ドクターが視聴者に問いかけると、即座に大量のコメントが入るのです。それらはすべて、四毒を抜いたらこんなに健康になったというリアルな体験談です。先日のコメントらんでは、心臓の難病である拡張型心筋症が四毒抜きをしたら改善したという報告が書きこまれていました。心不全の指標となるBNPの数値が大幅に改善したそうです。吉野さんによると、うつ病も統合失調症もそのほかの精神の症状も、四毒を抜けば、改善するとのことです。四毒とは、小麦、植物油、乳製品、甘いものを指します。実践するには、和食を食べることを習慣にする必要があります。縄文時代から明治時代までのほとんどの日本人は、完全な和食を食べていました。欧米人の食事である四毒を食べるとわたしたち日本人は、すぐに体を壊してしまいます。その結果、いまや、アトピー、喘息、花粉症、リウマチ、ガン、内膜症、筋腫、うつ病、統合失調症、パニック障害、クローン病、パーキンソン病、アルツハイマー病などいろんな病気が激増しています。ぜひ吉野敏明チャンネルを視聴して学んでみてください。四毒抜きを実践すると心身健康になります。