人格障害つまり、パーソナリティ障害の人が、自分自身の人格傾向のゆがみを自覚して、これを修正していくには、認知の中身を客観視していく練習が必要です。周囲にいる人がそれを援助してあげられると、症状改善も期待できます。大切な人が境界性パーソナリティ障害であるために傷つけられている人や、いつも、振り回されて苦労をしている人々がどのようにして、この囚われの身から、自由になるのか、人格障害の患者の問題ある言動をコントロールするにはどうすればいいのか。
パーソナリティ障害のある人に対処するノウハウ
問題行動に対処するためには一定の技術が必要です。人格障害の人に接するために必要なスキルを身につけられるように、
クイズに答えるように練習課題をしながら段階的に習得できるようになっています。境界性人格障害を理解し、境界性人格障害を抱える人への対処法を学びます。境界性パーソナリティ障害の患者に関わる恋人や家族に役立ちます。このパーソナリティ障害の人は、他者との距離のとり方が適切に保てません。そこで、援助者が、適度な距離感を保つことが大切になります。その距離のとり方の工夫についても理解が深まる本です。
境界性人格障害=BPD 実践ワークブック―はれものにさわるような毎日をすごしている方々のための具体的対処法