依存性パーソナリティ障害

パーソナリティ障害と診断される人が増加しています。
医療機関にかかって診断される人はその一部であり、たいはんのパーソナリティ障害の人は、
自分のことがよくわからないまま悩みを抱えて生きています。
最近耳にする「恋愛依存症」は実は依存性パーソナリティ障害(依存性人格障害)が原因で起きていることもわかってきました。

パーソナリティ障害とは、幼児期の自我の生育が、不完全なまま停止して大人になったものです。それは両親からの愛情不足、歪んだ接し方、暴力、暴言などが、大きな原因でおこるとされています。

依存性パーソナリティ障害と恋愛依存症

共働きで核家族という家庭の増加に比例して、パーソナリティ障害が増加していることも明らかとなり、この病気が、社会のあり方に大きく影響されていることがわかったのです。

恋愛における見捨てられ不安から、恋人に依存してしまう、恋愛依存症は、依存性人格障害によっておこります。
密度の濃い人間関係を回避して自分の世界に閉じこもる回避性人格障害、異常なまでの自己愛によってエゴイズムに走る自己愛性人格障害。こうしたパーソナリティ障害は自我の未成熟が原因であるので、その未成熟な自我を育てることで改善されます。

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