強い自己否定と他者不信が境界性パーソナリティ障害の根底

境界性パーソナリティ障害は、強い自己否定と他者不信が心の背景にある病気です。自分には生きる価値がないという観念がとても強いのです。見捨てられることへの過敏性があります。そして情緒が不安定です。これらは愛着障害を根本原因として発症しています。良い子で優等生として育ち、子どもの頃に甘えることがあまりできなかった人が境界性パーソナリティ障害になることも多いです。発症のきっかけは、本人にとっての衝撃になるような事件です。たとえば、失恋や対人トラブルや中絶や流産などがきっかけになることがあります。また、幼い頃の家庭環境が不安定で良心の愛情が十分に受けられなかった人にも境界性パーソナリティ障害が多いです。

乳幼児期の母親の愛情が重要

母親の愛情を十分に受けられず、その子どもの安心や安全が守られないことで、強い自己否定の観念や、他者不信が生み出されていきます。そして思春期を過ぎたころに、大きな挫折やストレスがかかると、心の均衡が保てなくなって、境界性パーソナリティ障害を発症していくのです。性的虐待や暴力、ネグレクトなど親に放置されること、養育者がコロコロ変わることなども原因になります。


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